こんにちは!「毎日楽しく、毎日驚き、社長のつぶやき」知恵豆創業ストーリーです
■設立時 2008年~ 「豆 生まれる」
世界がリーマンショックに陥った2008年9月に知恵豆を設立しましたが、当時は7名だったメンバーも現在は36名にまで増えました。 前職は食品製造業のIT子会社の取締役を退職し知恵豆を設立しました。前職の社員の一部(7名)がついてきた事は心強いかぎりです。 その当時の事務所はレンタル事務所、広さも畳み六畳くらいの広さです。私についてきた社員をまずは大事にしようと思いました。
最初は小さな会社なので、他社に負けない特徴でビジネスをやろうと思いました。 前職でSAPコンサルを行っていたので、まずは ERP(SAP)導入ソリューションとJAVA、VB.NETの言語で設計開発の二本柱で注力しました。 同業他社がリーマンショックで苦戦する中、積極的に中途採用を行い、設立3年で売上が4倍くらい伸びました。
■知恵豆 第二世代 2010年~ 「人は変わる・・・」
100年に一度の経済不況、製造業中心にリストラ、業務縮小、倒産とかなり厳しい状況でした。 IT業界もIT投資が冷え込み、同業者は賃金カット、早期退職等を行いしのいでました。幸い知恵豆は少人数でスタートした会社なので 影響はあまりなく、職業安定所(職安)に求人を出すと、大手SI、メーカ系の情室在籍している技術者から多数の応募がありました。 この時期に中途採用を6名採用しました。知恵豆の第二世代と呼ばれるメンバーで個性豊かで現在活躍中です。 ジョニーさん、やのっち、いずみっち、虎酔さんです。今は退職していないのですが、声優のOさんも、その中の一人です。声優Oさんを語ります。
声優Oさんは、VB言語ができますという事で採用しました。実際プロジェクトに参画すると、パフォーマンスが悪く コミュニケーション取れない等で離任が続きました。3回くらい離任が続くと「私をクビにするのですか」とOさんは突然言うのです。 「次で頑張って下さい、次でスキルを上げて下さい」とOさんを責めませんでした。 6回連続で途中離任が続くと、本人自ら「辞めさせて下さい」と申し出ありました。「ここまで頑張ってきたので、もう1回やってみて下さい」 と退職を留意しました。7回目のプロジェクトはなんとユーザ様から評価をもらい、私に「ありがとうございます、ありがとうございます」 と涙ながしながら喜んでいました。その後いくつかプロジェクトに参画した後、家庭の事情で退職しました。
■福利厚生充実 2012年~ 「社員の楽しい顔が見たい」
虎酔さんはやんちゃで陽気、しかも正直で大酒飲み、たまにやらかすので大好きである。 社内コミュケーションの場として、夏に納涼会、暮れの忘年会、そして決算期に決起大会、いわゆる知恵豆の三大イベントは現在も続いています。 ある時、虎酔さんが「みんなで海外旅行きませんかと提案」その勢いでいいね、楽しいそうだねと言ったら、さっそく台湾海外旅行が決定。 とにかく決まると早い知恵豆のいいところだ。
台湾は台北を中心に観光。知恵豆の海外旅行のルールは初日の夕方だけ全員そろって食事会参加、あとは現地で思い思いの自由行動だ。 海外の文化に触れたり、おいしいものを食べたり、楽しい社員の顔を見たり、やらかし行動を見たり、とにかく楽しい。旅行後、親密度がますます深まる。虎酔さんはその後、マレーシア、台湾2回目、香港マカオの旅行企画を担当しました。大活躍です。 で「なぜニックネームが虎酔さんなの?」気になる方は、豆にぜひ入社して下さい。
■知恵豆 第三世代 2012年~2017年 「個性爆発」
会社も安定し、そろそろ新卒採用し育成する時期になってきた。もともと前職では、新卒を採用、育てるノウハウがあった。 育成指導補制度(チューター制度、先輩社員をマンツーマンで約1年間しっかりサポートする制度)、MM(月1度食事しながらミーティング) 温泉研修旅行、入社前アルバイト研修等、他社にない施策が知恵豆に沢山ある。新卒者をできるだけフォローする仕組みだ。 そうそう知恵豆には入社式はない、なぜか?バイト研修ですでに社会人マナー、IT基礎、先輩社員の紹介をしているので、かしこまったことはしない。 そのかわり4月1日の週末に、温泉研修旅行を実施している。おいしいものを食べたり、現地で観光したり、温泉で癒したり、会社研修は全くない。 同期の新卒間のコミュケーションを取る事を目的にしている。それと毎回素敵なゲスト(先輩社員)を呼ぶ、このゲストがやらかすのだ!! ※現在は温泉研修旅行はコロナ以降行ってません。残念です。
2012年から2017年に採用した新卒、中途採用者を知恵豆 第三世代と呼んでいる。個性爆発!ビジュアル音楽系のShikataさんと「奇跡の出会い」が始まる、 人なんでうれしい事、悲しい事、そんなストーリーが続きます。
■知恵豆文化 2013年~ 「出会いは奇跡 Shikataさん登場」
その男は突然会社に来た。見た目、日本のダンサーでTRFメンバーSAMさん、ビジュアル系長髪 Shikataさん登場です。 大手IT会社に在籍し待遇面に不満ありありでした。正社員と個人事業主はどう違うのか?一般的に、社会保険・年金は個人が加入、有給はない、給与は能力と条件で決定される。 仕事がない時は無給になる。30分程度話した後、居酒屋さんで引き続きお酒を飲みながら相談事を行いました。
後日、Shikataさんが会社に来ました。「自分、会社辞めました知恵豆さんにお世話になります」あまりにも突然すぎ・・・。 何回か合うと、音楽好き、お酒好き、つきあいもよい。そうだ音楽好きならば知恵豆バンドを組んで発表会しますかとなり、年1回音楽イベントが始まった。 最初は10名程度から始まったイベントが今では20名くらいの一大イベントになりました。 Shikataさんは音楽イベントの活躍以外、豆文化に合いそうな方を数名紹介、皆さん仕事面で活躍中である。 「一人の出会いが複数の出会いの始まりです」音楽好き、スポーツ好き、飲み会好き、もちろんお仕事大好きな知恵豆文化になりました。
■経営は山あり谷あり 2016年~ 「善悪経営の始まり」
経営は面白い、いつも順調とは限らない油断すると悪くなる。 会社設立8年目、元々少ない社員でスタートした会社なのでリソースが足りない場合、パートナ様の技術者、個人事業主と協業し業績を伸ばしてきました。 売上構成は6割くらい占めてました。ある日ある時、取引先から「知恵豆さん技術者の方、ここ数日出勤してません」「知恵豆さん、やっている事と実際の作業が違います」 「業務中寝て、いびきかいてます」「知恵豆さん 勤怠悪いです」・・・嘘でしょう!何とクレームの嵐だ!月に一度その対応に追われていました。
月例定例会で全社員の前で言いました。「パートナ様技術者、個人事業主の方を評価します、評価が悪い方は取引をしません。 その結果 売上が大幅に減ろうが、利益が減ろうが行います。取引先のリレーション、社員の皆さんの実績を大事にします」と1年くらい語りました。 数年売上は減りました。知恵豆の「善悪経営」の始まりです。経営判断を「良い事なのか悪い事なのか」を行い 次に「損得経営」を行う。不思議に業績は毎期よくなってきました。
■設立10期イベント 2018年 「感謝 感謝 謝謝 謝謝」
会社設立10年、知恵豆はお客様、パートナ様、社員に恵まれ成長してきました。 何かしたい思いが強く10期イベントを行いました。よくあるのはホテルの宴会場を貸し切り、感謝の言葉、余興、記念品贈与、そして締め言葉である。 対象者は40名、2時間から3時間くらいではたして伝わるのか?出入口で立って一人一人に「ありがとうございます」「引き続きご支援お願いします」で終わり 感謝が伝わらないのでないかと思い、18グループの少人数に分けて「お・も・て・な・し・イベント」をこの年なんと18回行いました。
知恵豆はお客様、パートナ様には過度な接待は行わない。社員の懇親会もごく普通の居酒屋、たまにお洒落なイタリアン、ビアホールだ。皆満足で楽しんでくれる。 お客様には気を使わないよう普通に食事を誘い「仕事は順調ですか」「あの時のクレーム対応、大変でした」・・・さて設立メンバーには本当に苦労させた。 銀座の叙々苑で会食、お店の接客サービス、料理に大満足だ。そして最後に「10年勤続デザート」が出たところでメンバーの目にうっすら涙。 よくついてきてくれた。感謝、感謝。その時の企画アシスタント川井さん「ありがとうございます!謝謝 謝謝」
■知恵豆 第四世代 2018年~
「営業と開発において一歩先行く企業」パート1
2018年以降の採用を第四世代と呼んでいる。この年の新卒、中途の育成は大変だった。 知恵豆の選考試験は面接のみ「知恵豆の企業文化に馴染むかどうか、勉強が好きかどうか」が選考基準であった。 しかしながら、ITに全く適用できない方、コミュケーションに問題ある方が辞めていった。 育成に時間とお金をかけ、その後プロジェクトに参画しある時に退職、本人が不幸になるし、育成する方も不幸、会社、取引先も不幸になる。
あまりにも辞めるので、今は「知恵豆はこのような会社なので大丈夫ですか、知恵豆よりもっとよい会社がありますよ」と確認する事項が加わった。 2021年の4月からはアカデミー制度を採用。新卒、中途関係なく入社から4年間定期的に社員が集まり、知恵豆の事業のことや技術について等 様々な知識を学ぶ機会になっている。この制度には会社のメンバーの一員であるという意識を持ち、社員同士の交流の機会にもしてもらいたいという思いがあり 入社したからには社員全員を大切にしたいですし、同じ会社の仲間同士、仲良く、楽しく仕事に取り組んでほしい。そのための環境づくりをつくりました。
■2024年プロジェクト 令和の改革 2021年~2024年に向け「営業と開発において一歩先行く企業」パート2
私たち知恵豆の特徴の一つである、「革新」「創造」「高品質」をモットーとして、技術革新の対応として、さまざまな事を設立から実践してきました。 社内で研究案件のテーマ発表であったり、セールスフォースへの取り組み、教育事業として社外向けITセミナーを行ってきました。 さらに「営業と開発において一歩先行く企業」を目指すため、2021年4月に先端技術事業部を立ち上げました。 SES中心だった1軸体制から、他社パッケージ製品の販売とそれに伴う技術サポートや自社ツールの開発・販売に挑戦する2軸体制へ移行するためです。 2022年以降新卒4名、中途2名の採用計画を立てました。
SAP導入支援とWEB・クラウド導入支援という安定的事業を礎に、先端技術事業部を新設して新たなビジネスに挑戦していきます。 新組織のミッションはクラウド、AIやRPAを活用した自動化等、お客様の業務効率向上や戦略的経営に繋がる先端的ITソリューション提供を 知恵豆の強みとともに提案します。新組織はまだ準備段階ではありますが、2025年までに自社ツールのリリースも目指していきます。 とにかくやりたい事がたくさんあるのです。
いかがでしたか? 「毎日楽しく、毎日驚き、社長のつぶやき」ストーリーは気まぐれで発信します。では素敵なよい週末を・・・
ストーリーを執筆にあたり、虎酔さん、川井さん、Shikataさんの豆やらかし情報提供ありがとうございます!!
